譲渡税と相続税の違い

みなさんは譲渡税というのをご存知ですか?法律に詳しい人であれば、譲渡税なんていうものはない、と言われそうですが、一般人が使う譲渡税という意味でお考えください。正式には譲渡所得にかかる税金のことです。

譲渡所得とは何かと言うと、土地や建物などを売却して得た利益のことを言います。例えばあなたが土地を持っているとします。その土地が必要ないということで、土地を売ることにしました。そしてそこで幾らかのお金を得ることになりますよね?その時に得たお金に掛かってくる税金が譲渡税と呼ばれるものなのです。

この譲渡税、普通に資産家の人たちにしか関係がない、もしくは企業経営などをしている人にしか関係がないと思っていたら大間違いです。最近では個人での株の売買も増えていますから、その株の売買で儲けた配当や差額についても、譲渡税がかかってきます。今は特別措置で税率が安く抑えられています。

この譲渡税について知っているかどうかで、かなり変わってくるのが相続税です。相続税と譲渡税、一見しただけでは何のかかわりがあるのかわからないと思いますが、これが大きな関係を有しているのです。相続税の対策として、譲渡税を使うことで、税金支払が有利になることがある、というのです。

例えば土地について考えてみましょう。土地はかなり複雑な計算が本来ならば必要ですが、この土地をそのまま相続した場合と、コレを売却してその売却益から譲渡税を支払い、そして残った分を相続させるのと、どちらが有利か?ということを計算するのです。人によっては現金で残したいという人もいますし、土地が目減りしてしまっていれば、相続しても使いものにならないということにもなります。

土地だけではなく、事業用の機会や建物などについても、譲渡税と相続税のバランスを考えることが、後に残す人たちのためにもなるのです。

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