相続税と贈与税どちらが得か

生きているうちに考えておきたいのが家族に相続をさせるということです。遺言書の作成は死んでからは出来ませんから、生きているうちに考えておきましょう。自分が死んだあとも子供や妻などは生きていくのですから。その時に必要なものを残しておきたいと考えるのは自然なことですね。

そんな残しておきたいものがある場合、どういうふうに残しておけば一番いいんでしょうか?たまに脱税の容疑で捕まる人たちは裏庭に大きな穴を掘って、そこにお金を隠しておくなんて言うことをしている人もいます。しかし残念ながらこれは脱税であって、結局は残すべきものを残しておけないのです。

そこで法律に則って違法ではない方法で残して置かなければならないのですが、じゃあどういう条件が有利なんですか?という疑問が湧いてくると思います。特に贈与税と相続税はどちらがいいんですか?という疑問は多いと思います。

一般的な話になりますが、控除の大きさを見ても、税金がかかる額を見ても、明らかに相続税のほうが有利になっています。相続税は数億円単位でやっと最高税率が掛かってきますが、贈与税は数千万円で最高税率の50%が掛かってきます。ですから、相続税に残しておいたほうがいいでしょう。

ただし、たくさんの資産を持っている人にすれば、贈与税のほうが有利だったりします。最高税率を切るように工夫して生前贈与しておけば、相続税は最高税率で納める必要がなくなります。全額最高税率で納めなくてもよくなる、というわけです。

他にも贈与税は生きているうちに財産分与するわけですから、争いが少ないのです。実際に資産を持っている人が生きていて裁定を下すことができるため、文句を言われないという点もメリットでしょう。金銭的なメリットだけを考えるのではなく、こういった精神的な部分のメリットも、贈与にしかないので、良く考えたほうが良いでしょう。

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